ミレーの名画、落穂拾い。

この作品は、旧約聖書と関連付けられていると言われています。

“畑で穀物を刈り入れるとき、一束畑に忘れても、取りに戻ってはならない。それは寄留者、孤児、寡婦のものとしなさい。”

落穂拾いは、貧しい家の人たちが、収穫後の畑で落ちている穂を拾い集めていたというものですが、畑の持ち主は収穫時、わざと多めに残したりする人もいたそうです。

美しい利他の心ですね。いつでもどこでも、何かのためになると信じ、それを行動に移すということが出来れば、心はとても豊かになります。

心が豊かだと実感している状態では、脳がそのような状況にピントを合わせるので、次々と豊かな状況が訪れます。

美しい心は、美しい行動を生み、美しい状況を作るわけですね。

そのためには、自分に対する否定的な感情は手放しているに越したことはありません。

仮に”自分には価値がない”という認識を持っていたとしたら、”価値がない自分が行った事に価値はない”となり、豊かな状況が訪れる事なく終わってしまうかもしれません。

しかし、そんな時は、”自分に何か否定的な感情を向けているよ”というサインをもらっているので、それを受け取り次に生かせば良いのですから、どちらにせよギフトは届いているわけです。

何かあったら、それに落ち込むのではなく、何かに気付くタイミングが来てるという事を念頭に置き、それを見つけ出してみてくださいね。

今日のひとこと
『 人のために何かをする時は、自分も大切にしながら行う 』

今日も素晴らしい日をありがとうございます。

光田恵美

ラトレアオーガニクス
https://www.latlea-organics.com

動物と人の心と体のセラピー