
今日は、遺書に込められた想いについて書きたいと思います。
遺書とは「死後のために書き残した手紙や文書」のことを指します。
「死」とは、何なのでしょうか。
生命はいつの日か、その灯火が消える日がやってきます。
死は、精子と卵子が受精卵に変容したときから、生というものの傍らに常にあるものです。
人は遺書をのこすとき、何を想うのでしょう。
私は、こう思います。
「人は、死を目の前にしたとき、本当の意味で自分と繋がることができる」
死の瞬間は、生の瞬間と、異なる様でいて同じものだと思います。
陰陽の関係にある「生と死」は、ある意味では死に、ある意味では生まれています。
遺書は、今世に行う、最後の「周りへの貢献」そのものだと思います。
その言葉で、周りの人に「学び」を与えています。
それは、真の利他的な行動とも言えます。
戦時中の特攻隊として任命された人たちは、家族に最後の手紙を送りました。
そのどれもが心を打つのは「魂が書いた言葉」だからだ、と思います。
言葉は、時として非常に大きいエネルギーを持ちます。
言葉は、周りに影響を与えます。
それ以上に、自分に影響を与えます。
言葉は、骨を振動させ、全身に行き渡ります。
そしてまた、バタフライ・エフェクトの法則により、世界へ何らかの影響を与えていくことになります。
自分の言葉には、それだけ重要な役割がある、ということです。
今日のひとこと
『 私たちの言葉は、真実であればあるほど、大きな波紋となる 』
今日も素晴らしい日をありがとうございます。
光田恵美
ラトレアオーガニクス
https://www.latlea-organics.com