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今日、ゲド戦記を観ました。
元々原作を読みたかったのですが、先に見やすそうなアニメで観ようと思い、注文していました。

観終わった感想は「二元性や調和の在り方を教えてくれるストーリー」という感じで、私がよくブログに書いている内容と一致しているところも多く、客観的にそれを感じられたことで、より深く知ることができた様に思います。

生地屋の人が「まがい物だろうと、物は信じられる。魔法みたいに形のないものとは違う」と言っていた様に、目に見えるものだけが信じられる世界は、人をどんどん自己欺瞞へ陥れます。
真の自己である魂は、真実を分かっているからです。
もともと、自分自身も人の目には見えなかったわけですから。

目に見えないものを信じないということは、どこかで自分の存在を否定していることになります。
気付いていても、気付いていなくても、どこかで歪みは生まれています。

でもその歪みも、それを見つけて真実に気付くためのプロセスかもしれません。
否定もまた、肯定や信じることと共にある陰陽の関係にあります。

執着はその反対を引き寄せると言いますが、その通りですね。
死や何かを恐れると、人は弱くなっていきます。
恐れているということは、それに自分は立ち向かえないと言っている様なものですから、必然的に、立ち向かえない弱い自分を作り出します。

目を背けず、真正面からも、真裏からも、全部くまなく自分を見られる様になると、人はどうなるのでしょうか?

私が生きているうちに、その答えを少しでも感じられることを願っています。

今日のひとこと
『 自分に立ち向かうことなく自分を受け入れる時、本当の自分が垣間見える 』

今日も素晴らしい日をありがとうございます。

光田恵美

ラトレアオーガニクス
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動物と人の心と体のセラピー