
クライアントとは「自分に何かを依頼したお客様」という意味です。
私のようなセラピスト、その他の治療家も、大抵そこに来られる方をクライアントと呼びます。
そして、そこに内包されている意味合いとして「助けを求めている」ということがあります。
治療家から見ると「助けを求める人から、私が出来る”助けになる行動”への依頼があった」という状況です。クライアントから見ると「助けになる治療をしてもらえると感じたから、その対価を払った」という状況です。
この相互関係において、何らかの「等価エネルギー交換」が行われます。
それが、治療というプロセスと、それに対する対価です。
どちらが欠けても、この関係は成り立たず、崩れ去ります。
親から勧められ、代金も払ってくれるというので、特に治療内容もよく分からずに来られた人と、自分自身でその治療家のホームページをくまなく読み、信頼と期待に胸膨らませている状況の人では、明らかに現れる効果に差が出ます。
では、治療というプロセスが崩れるとはどういう事でしょうか?
治療とは、治癒のための行為です。
そのプロセスですから「治癒させるという意識に則った行為」と考えます。
「治癒させるという意識に則った行為」は、治療をする人間によって、意識の強弱があると感じます。「治癒させねばならないという執着」ではなく「私は治癒させることが出来るという自分への信頼」が必要だからです。前者の場合はエネルギーが弱く、後者は強く現れます。
一方で、クライアント側は「治癒するために治療を受けているという意識」が大切です。
「治癒への執着」ではなく「治癒する可能性のほうを信頼する姿勢」です。
支払うお金も、やり取りのメールに至っても、その意識を持って相手へ届きます。
執着は、昨日も書いたようにその逆を必ず引き寄せるという法則があります。
その執着の意識を遠ざけるための一番簡単な方法は、リラックスすることです。
リラックス状態の脳波は、アルファ波、シータ波と、深い意識の世界へと、いざないます。
その意識の世界は、さまざまなエネルギーの変容を可能にする領域です。
そしてそれには、瞑想がとても有効です。
続けていくうちに、自分の「内の声」が感じ取れる様になります。
そうすれば、絡み合った「自己の謎」が解きほぐされ、真実が見える様になっていきます。
今日のひとこと
『 真剣さは、大きなエネルギーを生み出す 』
今日も素晴らしい日をありがとうございます。
光田恵美
ラトレアオーガニクス
https://www.latlea-organics.com