
今回は、猫の「目やに」に現れる感情、スピリチュアルな要素についてです。
猫の目やにの原因には、目の外傷やウィルス、細菌など、様々なものがありますが
今回は、その中の『ウィルス』に関しての考察をまとめたいと思います。
ウィルス全般には特徴があり「自己価値の問題」に関連して宿主とその意識が繋がることで感染すると言われています。あるいは、ウィルスに対しての「恐れ」があることで引き寄せが起こっているケースもあります。(ウィルスが怖いということは、自分はウィルスに感染してしまうことを強く懸念している状態ですので、その意識が現実に現れるというわけです)
猫の目やにに関連するウィルスはいくつかありますが、その中でも
「猫カリシウィルス」「猫ヘルペスウィルス」が代表とも言えます。
猫カリシウィルスも、猫ヘルペスウィルスも、上部呼吸器疾患(涙や目やに、結膜炎、角膜炎、鼻炎など)の原因になるもので、猫カリシウィルスに関しては、さらに口内炎、関節炎、肺炎などを引き起こすとされています。
そして、特に猫ヘルペスウィルスは、その猫の一生に渡って体内で生存し続け
ストレスなどで免疫力が低下した時、再発症することも多くあります。
上記の特徴から見ると、これらのウィルスは
『目・鼻・口という感覚器官』『呼吸器』に強く関連し、次に『関節』にも関わっています。
感覚器官には、世の中の情報をどの様な感じ方で自分に取り込むか、ということが関連します。
また、呼吸器には、悲しみ、恐れ、犠牲、後悔、孤独、コントロール、自分や他人を許せない、などの感情が関連します。
口腔には、自己表現に関わることや、他人の目を気にしすぎる傾向などが関連します。
副鼻腔には、溜め込んだ感情を解放するために嘆く必要があることや、後回しにするパターン(真菌類)などが関連します。
肺や気管支には、深い悲しみと憤り、恐れ、後悔などが関連します。
関節炎には、前進や変化への恐れ、頑固さ、正しくあらねばという意識、他の人を支えねばという意識が関連します。
多くの場合、生きていく中での様々な障害を乗り越えることで、人も動物も魂を成長させようとします。
そのストレスには、自分自身がどの様に学びを進めていくかを決めてきた経緯が関係しています。
つまりストレスは、何らかの学びの一過程である、ということですね。
そして、猫の目やにの症状には、猫本人だけでなく、飼い主や家族も関連しています。
動物は、飼い主や家族を『群れ』とみなし、そこを当然の様に守ろうとします。
野生では群れを作らない動物だとしても、人と暮らすことで、人に似た思考を形成すると言われていますから、種族が何であれ、可能性は高いと考えています。
(実際に、野生動物と話す時と、人に飼われている動物と話す時では、口数がかなり違います。ただ、人に飼われている動物の場合、セッション(動物と人の心と体のセラピーなど)が関わっていることが多いので、それも関係しているとは思います)
動物たちは、人の目には見えない「エネルギー」のレベルで群れを守ります。
自分の体に、群れの誰かが持つエネルギーレベルのダメージ(病変に繋がる感情など)を取り込む動物たちが多いです。(稀に自分自身には取り込まず解放する術を知っている子もいます)
ですので、今回のテーマである『猫の目やに』にも、大切な群れを守るべく
飼い主や家族の中に蓄積した感情を、動物たちが請け負っている可能性が考えられます。
愛猫の目やにが気になるときは、動物病院にかかるとともに、自分自身の感情にも向き合ってみてください。
自分自身に、悲しむこと、怒ることを許可していますか?
やろうと思っても後回しにしてしまうパターンはありませんか?
何か後悔していることはありますか?
自分や周りに対して、こうしなければならないという縛りはありませんか?
こういった感情には、今の人生で起きたことによるものもあれば、遺伝や過去世がかかわる思考パターンや未来世がかかわる事もあります。
それらは、今の困っていることの原因になっていますが、すべて何らかの愛や喜びが関わっているものです。
それらを見つけることで、自分が今世こんなことをしようとしているんだな、というのが分かったり、
解放することで、そのステップを先に進めることができたりします。
動物の疾患には、このような『動物たちからのサポート』が含まれています。
光田恵美
ラトレアオーガニクス
https://www.latlea-organics.com